実績紹介に『滝乃川学園 ひだまり棟』を追加しました。
2024/11/01
日本最古の知的障がい児の施設を設立した滝乃川学園さんの
生活介護施設『ひだまり棟』を実績紹介に追加しました。
老朽化した成人生活介護の作業棟の建替え計画で、
自然豊かで広大な敷地の中の1棟なのですが、
敷地境界が近いがための斜線制限、
敷地内の通路(条例で6m必要)確保、
既存樹木(ケヤキの大木)を残したい!!
などの制限の中、最大限の広さを確保した建物になりました。
なぜ、そこまでの大きさが必要かというと
障がい特性に応じた様々な作業グループがあり、大小複数の部屋が必要だからです。
それぞれの部屋の利用者さんが作業に集中できるよう、
各部屋の独立性を確保しつつ、
職員の動線や食事の配膳ルートは確保できるように設計しています。
独立性を確保するために、各部屋へ直接入る出入口が設けてあります。
扉は認知性を高めるため、いろいろな色の扉になっています。
(滝乃川のスタッフ、利用者の皆さま、色・柄の違いを是非、見てみてください!)
屋外活動を行うグループの部屋は大開口土間サッシから出入りができる土間空間です。
2階の作業室へ上がるため屋外階段は
物の落下を防ぐためのパンチングメタルのパネルで囲っています。